実家が物だらけ|高齢者が物を捨てない理由とは?実際に片付けを進めた方法

姑・親との関係

実家に帰るたびに、物があふれた部屋を見て「どうしてこんなに捨てないの?」と思ったことはありませんか?特に私は姑と同居していて、姑の戸棚には、古い服や食器、使わない家電がたくさん残っていて、片付けを提案しても「まだ使える」「もったいない」と言われてしまう…。

しかし、高齢の親世代が物を捨てられないのには、それなりの理由があるようです。今回は、実家の母や姑が物を捨てられない心理と、私がしれっと片付けてしまった方法をご紹介します。年老いた親が物を捨てずに困っている人、ぜひ参考にしてみてください。

「もったいない精神」が根付いてる

今のシニア世代は、物が少なかった時代を生きてきたため、「まだ使えるものを捨てるなんて考えられない!」という価値観が強くあります。壊れていても「修理すれば使える」、着ていない服も「いつか着るかもしれない」、汚れている物でも「洗えば使える」と思い、なかなか手放せません。

そのくせ同じようなものを買ってくるんです!先日粗大ゴミを捨てに行ったとき、他に捨てるものはないか倉庫の中を確認したら、なんと!じゅうたんが5枚も出てきました!これは全て姑が買ってきたもの。使うかもしれないとずっとしまってあったもの。結局捨てるのは私…。じゅうたん5枚捨てるのは結構大変でした。

思い出が詰まっているから

「この服は、子どもが小さいときに着ていたものを仕立て直したのよ」「この食器は、お祝いのときに使った思い出があるの」など、物に思い出が詰まっていることも。特に子どもや孫に関するものは、手放すことに大きな抵抗を感じるようです。

そして、いつもらったのか分からないくらい、昔もらったギフトのタオルやシーツ、食器など箱に入ったまま自分の棚にしまいっぱなし。いつか使う時がくるからと…。

もう何年もずっとそのまま。そのものがあること自体忘れていることが多いのです。

片付ける体力や気力がない

「片付けなきゃ」と思っていても、どこから手をつけていいのかわからない。物が多すぎて、ひとりでは整理できない。そんな理由で、ついそのままになってしまうこともあります。特に年齢を重ねると、体力的に片付けが億劫になり、先延ばしにしてしまうことが多いようです。

かといって、片付けて捨ててもいい?と聞くと頑なに拒むんです。

「持っていること」が安心感につながる

物が多いことで「困ることはない」「何かあっても大丈夫」という安心感を持つ人もいます。特に一人暮らしの親の場合、周りに物があることで寂しさを紛らわせているケースもあります。

かなり昔に買ったであろう蚊取り線香の山。いったい何年分ため込んだか分からないくらいのホテルの未使用の使い捨て歯ブラシ。化粧に使っていたであろうスポンジ。ポケットティッシュ、雑巾として使うはずだった古びたタオルたち…。

物を処分するのは大変な時代。お願いだから少しずつでも処分してほしい。

無理なく片付けを進める方法

①「捨てる」ではなく「譲る・活かす」方法を提案
「リサイクルショップに持って行くと喜ばれるよ」「施設に寄付すると役立つらしいよ」など、捨てるのではなく「誰かのためになる」と伝えると納得してもらいやすくなります。

② 小さなものから一緒に整理する
いきなり大掛かりな片付けを提案すると抵抗されがち。まずは「期限切れの調味料を整理しよう」「タンスの一番上の段だけ見直そう」など、小さな範囲から始めるのがコツです。

③ 思い出の品はデジタル化
写真や手紙など、捨てにくいものはスマホで写真を撮って「これでずっと見られるよ!」と伝えると、手放しやすくなることもあります。

④ 「もしものとき」の話をする
「お母さんが元気なうちに整理しておいたほうが、あとで私たちも助かるよ」と伝えると、片付けの必要性を感じてもらいやすくなります。姑の場合は「お義母さんが決めたほうが納得できますよ」と尊重する姿勢を見せると、協力してもらいやすくなります。

最終手段!しれ〜っと捨てる

持っていることすら忘れてしまっているものは、一旦、どこか別のところにしまっておきます。しばらくして気がつかなければ、それは捨てどき。ひどい!と思われるかもしれませんが、あくまでも勝手に捨てても差し支えないものです。

例えば、使わない箱や缶、ぼろぼろの布類、そして百均などで買ってきたであろうホコリの溜まった造花、使い古したボロボロの洗濯バサミ、思い出が詰まっていない、ただ捨てるのがもったいないと思い込んでいて使う予定のないものと想定されるものは、一度、目の届かないところにしまっておいて、本人が気が付かなければ捨てます。

少しずつでも捨てていかなければ、どんどんものはたまるばかり。親の近くにいるのであれば、少しずつ処分していくことで、もので溢れた家に住むことを回避できると思います。

誰も住まなくなった実家の「物」たち

一人暮らしだった実家の母が施設に入ったことで、実家には誰も住まなくなりました。実家に残された母がため込んだものや、家電や食器、家具、洋服、そして亡くなった父がためていた書籍たち。もはや自分たちで片付けるのは到底無理。

そうなると、業者にお願いすることになってきます。業者探しもどこに頼んでいいか分からないので、私の兄は一括見積もりしてくれるコンセシェルジュを利用して3社見積もりを取っている最中のようです。自分たちも若くはないので、もので溢れた実家を片付けるのもひと苦労。最終手段はプロにお願いすることで、使えるものはリサイクルに出してくれたりと、効率的にゴミを処分してくれます。

不用品回収【一括見積コンシェルジュ】

まとめ

実家の母や姑が物を捨てないのは、単なる「片付けが苦手」という理由ではなく、長年の価値観や思い出が関係しています。頭ごなしに「捨てて!」と言うと逆に捨てたくなくなってしまうので、相手の気持ちを理解しながら、一緒に片付けを進めることが大切です。

が、、これはさすがに捨てた方がいいと思うようなものは、しれ〜っと捨てることも、時には大事なこともあります。その時はいきなり捨てるのではなく、しばらく別のところにしまっておいて、本人が無くなったことに気がつかなければ捨てどき。無理に急がず、少しずつ寄り添って片付けていきいましょう(^ ^)

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